睡眠障害ガイドブック
睡眠障害ガイドブック

睡眠障害とは

睡眠障害の原因

睡眠障害の症状

睡眠障害の検査と診断

睡眠障害の治療

睡眠障害の症状

睡眠障害で最も訴えが多いのは「眠れない」ことですが、それだけではありません。国際分類では、大きく分けて4つのパターンに分けられています。この中に思い当たる症状がある人は、もしかしたら「睡眠障害」かも知れません・・・。

睡眠異常

これは不眠および過眠を主な症状とする睡眠障害を意味し、内在因性睡眠障害、外在因性睡眠障害、概日リズム睡眠障害の3つに分けられます。

内在因性睡眠障害

心理的あるいは身体的原因によって起こる睡眠障害です。なお、明らかな内科的あるいは精神的疾患によって起こる睡眠障害はここに含まれません。

いわゆる【不眠症】や【ナルコレプシー】、【睡眠時無呼吸症候群】、【むずむず脚症候群】、周期性四肢運動障害などが含まれ、これらは医学的治療を要します。

外在因性睡眠障害

睡眠に適さない寝室環境や薬物などの使用による睡眠障害など、身体以外に原因のある睡眠障害を意味します。環境因性睡眠障害や睡眠不足症候群、不適切な薬物やアルコールの使用に伴う睡眠障害などが含まれ、これらは外因性要素を取り除くことが1つの解決点となります。

概日リズム睡眠障害

1日の中で何時〜何時の時間帯に睡眠をとるか、という睡眠のタイミングに関連した睡眠障害です。生体リズムに逆らったスケジュール(夜勤や交代制勤務など)で生活することによって生じる睡眠障害、生体リズムそのものの変調によって睡眠と覚醒のスケジュールが慢性的にずれてしまう睡眠相前進(後退)症候群などがあります。概日リズム睡眠障害に関しては【働き盛りに多い睡眠障害】の中でも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ページのトップへ

睡眠時随伴症

睡眠中に起こる望ましくない身体現象の総称で、覚醒障害、睡眠・覚醒移行障害、通常レム睡眠に伴う睡眠時随伴症、その他の4つに分けられます。

覚醒障害

睡眠からスムーズに目覚めることができないために生じる睡眠時随伴症です。いわゆる「寝ぼけ」に相当する錯乱性覚醒や睡眠時遊行症、夜驚症(【子供に多い睡眠障害】参照)などが含まれます。

睡眠・覚醒移行障害

睡眠から覚醒にうまく移行できない睡眠障害です。睡眠中に頭を打ち付けたりする律動性運動や寝言(【その他の睡眠障害】参照)などが含まれます。

通常レム睡眠に伴う睡眠時随伴症

レム睡眠中、何らかの原因によってからだの筋肉が緩み、夢で見たことをそのまま行動に移してしまう病気です。悪夢や金縛り(【その他の睡眠障害】参照)、【レム睡眠行動障害】などが含まれます。

その他の睡眠時随伴症

夜尿症(【子供に多い睡眠障害】参照)やいびき(【その他の睡眠障害】参照)、乳児突然死症候群(SIDS)などが含まれます。

ページのトップへ

内科的・精神的障害に伴う睡眠障害

内科的、精神的疾患に伴って二次的に起こる睡眠障害です。

精神障害に伴うもの

睡眠障害の程度と精神状態の重症度は密接に関連しています。うつ病などで気分が落ち込み、不眠になるケースが多いようです。

神経疾患に伴うもの

痴呆症やパーキンソン症候群、てんかんなどの神経疾患によって睡眠が妨げられるケースが多いようです。他にも、偏頭痛による不眠などが含まれます。

その他の内科的疾患に伴うもの

あらゆる身体疾患による呼吸困難や疼痛などが不眠を起こすこともあります。中でも夜間心虚血や喘息、胃潰瘍などによる不眠が多くみられるようです。

ページのトップへ

その他の睡眠障害

上記のいずれにも属さないものとして、女性の月経や妊娠などに伴う睡眠障害があげられます。
ページのトップへ
目次

目覚まし時計